明日21日 都心30℃近く ムシムシと不快な暑さ続く 沖縄や奄美は梅雨入り間近
2024年05月20日16:31
明日21日(火) 暑さ東へ広がる 都心は30℃近く
明日21日(火)は高気圧に覆われて、日中は日差しの届く所が多いでしょう。九州から関東では夏日(最高気温が25℃以上)になる所が多く、九州や関東甲信の内陸では真夏日になる所もありそうです。九州から東海では季節外れの暑さが続くでしょう。関東では今日より10℃近く高く、急に暑くなりそうです。外で作業される方や、運動会の練習など長い時間、過ごされる方は、こまめな水分補給と休憩を心がけてください。
なお、関東では午後は気圧の谷の影響で雲が広がりやすく、夕方から東京都心など南部を中心に雨が降る所もあるでしょう。北海道は別の気圧の谷の通過で、朝まで広く雨が降りそうです。
明日21日(火) 沖縄や奄美は梅雨入りの可能性
沖縄は断続的に雨で、日中を中心にカミナリを伴った非常に激しい雨や激しい雨が降る所もありそうです。奄美も次第に雨で、夜になると局地的に発達した雨雲や雷雲がかかるでしょう。沖縄など南西諸島では大雨になる所がありますので、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などにご注意ください。
前線は南西諸島付近に停滞しやすく、沖縄や奄美では曇りや雨のぐずついた天気が続くでしょう。明日21日(火)、沖縄や奄美では「梅雨入り」する可能性があります。梅雨入りが遅れている沖縄(平年5月10日頃)ですが、明日に梅雨入りになれば、5番目に遅い梅雨入りになります(これまで5位は5月20日ごろ(1967年/1968年/1971年/2015年))。
本格的な雨の季節が近づいていますので、大雨への備えは早めに行っておきましょう。
本格的な雨のシーズンへ 大雨の備え
① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。
いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。
ムシムシと不快な暑さ続く
24日(金)は東京都心は30℃近く、名古屋では31℃と今年2回目の真夏日になりそうです。東北でも内陸を中心に30℃くらいまで上がる所もあるでしょう。
湿度が高いと、汗をかいても蒸発しにくく、熱が身体にこもりやすくなります。熱中症のリスクが高まるため、体調管理に注意が必要です。また、お弁当を持ち歩くときは、保冷剤を一緒に入れるなど、食品の管理にもご注意ください。
山陰や北陸、東北、北海道では、日ごとの気温の変化が大きくなります。服装選びは慎重に行いましょう。