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かつて北国街道柏原宿があった国道18号線沿いにある「小林一茶旧宅」です。江戸時代後期に活躍した俳人小林一茶は、15歳で江戸に奉公に出ましたが、50歳の時に、故郷の柏原宿に戻りました。柏宿では2度の結婚をし、子どもにも恵まれましたが、一茶が65歳の時に、柏宿の大火がおこり、家の母屋を失ってしまいます。その後、一茶は焼け残った土蔵を仮住まいとしましたが、その年の冬に生涯を閉じました。「小林一茶旧宅」は昭和32(1957)年に、国史跡として指定され、一茶終焉の場所である土蔵や一茶の弟弥兵衛が、大火ののちに建てたと伝わる民家が復元されています。